受診される方
近隣の急性期病院から、自宅や施設へ戻る前の調整やリハビリを必要とする患者さまが多い病棟です。地域や連携施設からの入院患者さまもいらっしゃいます。
多科の病棟で小児科や消化器、循環器、糖尿病や透析の患者さまも入院されています。小児では食物負荷試験や成長ホルモン負荷試験の短期入院検査も行っています。入院患者さまの多数は整形外科の患者様です。
入院期間が限られているため早期から退院に向けた計画的な指導や支援を行っています。必要な場合はナースリハとして看護師もリハビリを行います。
急な入院や環境の変化などで戸惑う患者さまやご家族に寄り添えるように努めています。
医療の療養型で高齢の方、慢性疾患、認知症、透析治療を行っている患者様が長期的に入院しています。ご家族と協力して準備をし、ご自宅へお帰りになる患者様もいらっしゃいます。
長期入院なので寝たきりにならないように3食離床して食べて頂き、意識して声をかけ患者さまとのかかわりを大切にしています。また、レクリエーションを企画して季節感を感じて頂くようにもしています。
入院時に患者様やご家族と「人生会議(ACPアドバンスケアプランニング)」を行い、患者様が大切にしたい事、医療やケアに対する希望、患者様の代弁者などについて話し合います。出来る限りご希望に添えるように支援しています。
脳血管疾患や大腿骨骨折後などの患者さまが、急性期病院で治療後在宅復帰を目指して集中的にリハビリを行う病棟です。
医師、セラピスト、ソーシャルワーカーなど多職種で協働し、患者さまやご家族とカンファレンス(話合い)をして退院後の生活を共に考えます。
リハビリを重点的に実施しますので、朝は寝間着から動きやすい服装に更衣していただくなど、日常生活全般にリハビリの要素が含まれています。
退院後の環境に応じてベッドの位置を変え、残された機能が有効に活用できるような環境調整に力を入れています。