■栄養科
栄養科は現在1名の管理栄養士と13名の委託給食業者で業務を行っております。
私たちは、食事は医療の1つと考え、それぞれの患者さまの病状に応じて必要とする栄養量を提供させていただき、食事の質の向上と患者さまへのサービスの改善に努めております。
主な業務としては、食事提供(献立作成、調理、盛り付け、配膳)、衛生管理、食事栄養管理、栄養指導などを行っております。
・食事栄養管理
当院での入院中にどのような食事栄養管理を行うのかというと、まず、食事管理の面においては、厨房の衛生管理はもちろん、給食従事者の衛生、健康管理に努め、常に医療法及び食品衛生法で定める基準以上の状況を維持できるようにしています。そうした上で安心、安全、「質の高くニーズに合った心のこもった食事」が提供できるように努めます。次に栄養管理の面においては、病態だけでなく認知機能の低下や嚥下障害、環境など様々な目線からのサポートによる適切な栄養管理を行うことで、患者さまの病態の改善、健康維持及びQOLの改善に努めます。「食事」と「栄養」この両輪の質を高め入院中の患者さまに医療貢献できるよう努めて参ります。
・食事内容
当院では、普通食である常食をベースとして、歯の弱い方でも食べられる、軟菜食、分粥食、流動食を提供しております。その他、高血圧、心臓病、糖尿病といった病態別の治療食もございます。副食の形態においては、原形、一口大、刻み、極きざみ、ミキサー、ゼリーといったもので対応させていただいております。また、食事が十分に食べられない場合は栄養価の高い補助食品の用意もございます。
食事について疑問、質問などがあればお気軽にご相談ください。